ほうれい線が増えてきて辛い
若返るには高い値段の化粧水とか乳液とか必要なんでしょ?
肌や髪のつややかさがなくなってボサボサのガサガサ。どうしたらいいの?
そんな人にささる内容です。
著者である藤川徳美先生はふじかわ心療内科クリニックの院長を勤めています。
基本はうつ・パニック・不安障害・統合失調に悩む方に向けて分子栄養学に基づいた栄養療法に重きをおいた治療をしています。
現在では精神科・心療内科という枠にとらわれず慢性疾患や難病の診療も治療をしています。
その治療方針は薬ではなく分子栄養学。
栄養失調を改善することで多くの病気の完治を目指した治療を行っています。
結論からいうと
アンチエイジング効果は高価なものでなくても効果がある
アンチエイジングにはプロテインとサプリメント
最初に行うことはタンパク不足を解消
マグネシウムが足りないと老化が加速する
亜鉛は肌トラブルや味覚障害を改善
セレンは老化防止
アンチエイジング効果があるサプリメントの順番
プロテイン(タンパク質)はすべての始まり
鉄、ビタミンB、C、E、マグネシウムは体のエネルギーを出しやすくする
ビタミンA、D、セレンで肌の強化、老化を防止
亜鉛、ナイアシン、塩化マグネシウム入浴で更に追加してエネルギーよくする
サプリメントは日本では値段が高い。iHerbは良質で安いものが多い。
iHerb発注方法
を説明します。
今回は分子栄養学を学ばれた藤川先生が「アンチエイジング」に特化した内容を書いています。
私が勉強になった点をレビューします。
アンチエイジング効果は高価なものでなくても効果がある。
とくに「アンチエイジング」を謳った健康商品には高価なものが市場に多く出回っていますので、注意が必要です。「高価なものだから効き目がある」と考えるのではなく、本書を読んでいただき「どの栄養素をどのくらい摂ればいいか」を考える習慣を身につけてください。
引用:若さを保つ栄養メソッド
年齢を重ねるごとにアンチエイジング効果を実践するにはお金がかかると考える人は多いです。
実際には化粧品への投資をされている人がいます。
クレンジング、化粧水、乳液、パック、美容液などの基礎化粧品は、若いときプチプラ(安価な)コスメで済んでいました。
それが年齢を重ねるごとに「高級品でないとだめ」となってしまう。
しかし、これら基礎化粧品やメイク用品ではすぐに抜けてしまいます。
なぜなら外側の角質のみしか効果が出ておらず、生まれてくる肌は栄養不足のまま生まれてくるためです。
なら若返るにはどうしたらよいのでしょうか?
それは質的栄養失調を解消することです。
体が十分に栄養があれば
肌がきれいに生まれ変わる
ホルモンも作られやすくなるため幸せを感じやすくなる
精神的不調が改善され気持ちがラクになる
など様々な改善効果が出てきます。
質的栄養失調を治すことでマイナス10歳肌を目指すことができます。
具体的に行う方法は次に書きます。
アンチエイジングにはプロテインとサプリメント
食べ物に不自由しない日本人は栄養失調とは無関係だと考えられてきました。
しかし、日本の通常の食事では質的栄養失調になっている人は多いです。
日本栄養学で言われるバランス良い食事では栄養が足りていないからです。
質的栄養失調とは、「糖質過多+タンパク不足+脂肪酸不足+ビタミン不足+ミネラル不足」です。
引用:若さを保つ栄養メソッド
栄養改善として次の方法を行いましょう。
最初に行うことはタンパク不足を解消
タンパク不足だと体の髪、爪、肌、ホルモンなどすべてのものを再生することができません。
前にタンパク質の重要性を話しています。
タンパク質のコスパの良い摂取方法はプロテインを購入して飲むことです。
種類はホエイプロテインなら何でも良いでしょう。
私はグロングを飲んでいます。
プロテインの摂取量は男女ともに1日20g(60cc)☓2回です。
タンパク質を十分に摂ることがアンチエイジングのスタートです。
タンパク不足だとプロテインを飲むことで胃がムカムカします。
胃がムカムカする場合、5g☓3回からスタートしましょう。
マグネシウムが足りないと老化が加速する
フランスの著名なマグネシウムの権威であるジャン・デュルラック博士は、マグネシウムについて、不足すると老化を加速させるといっています。
なぜなら、マグネシウムは神経系・心血管・内分泌の組織、腎臓と骨、免疫系・抗ストレス系・抗酸化系に対して、様々に作用するものだからです。
引用:若さを保つ栄養メソッド
マグネシウムは他のミネラルとともにタンパク質合成を行い体の構造を作ります。
体をきれいに保つためには新陳代謝が必要です。
何度も生まれ変わることで体がきれいになります。
マグネシウムが不足するとその生まれ変わりがスムーズにいかず、老化がすすむことになります。
70歳前後になるとマグネシウムの吸収量が30歳の3分の2になります。
年を重ねるほどマグネシウムの吸収量が低下するため、老化がすすむ一因と考えられます。
さらに尿としてマグネシウムは失われます。
利尿作用のあるコーヒーやお茶は問題ありませんが、アルコールは危険です。
大量に飲酒をすると大量に尿がでるため多くのミネラルを失います。
お酒を飲んだ後にこむら返りになりやすいのは、アルコールの利尿作用でマグネシウムが大量に排出されるためです。
マグネシウムは藻類、魚介類、穀類、野菜類、豆類などに多く含まれています。
例えばひじき、ほうれん草、玄米ご飯、小麦胚芽、アーモンドなどです。
マグネシウムは1日400~800mgが必要です。
食事で摂ることは難しい量です。
なぜなら大量に摂取しなければたどり着かない量のため。
例えば、ほうれん草なら100g中69mgマグネシウムが入っています。
マグネシウムの最低量の400mgに達するためには、ほうれん草が280g必要です。
ほうれん草を毎日約1.5束摂取する必要があります。
それだけでお腹いっぱいになります。
おすすめはサプリメントです。
Doctor’s Best 100%キレート化高吸収性マグネシウム
Solaray グリシン酸マグネシウム
Life Extension Neuro-Mag(ニューロマグ)
どのタイプでもよいのでまずは1日マグネシウム400mgを2〜3回に分けて服用しましょう。
個人差でお腹がゆるくなるため、お腹がゆるくならない量をとる自己調整が必要です。
マグネシウムは服用するだけでなく皮ふからの吸収もよいです。
おすすめなのは塩化マグネシウム(にがり)入浴です。
塩化マグネシウムの入浴方法は、
湯船のお湯150-200リットル
⇩
塩化マグネシウム150-300g
を溶かします。
お湯の温度は39-41℃
入浴時間は10-20分
を目安にすると良いです。
マグネシウムは発汗作用があり、体を芯から温めてくれて、風呂上がりもポカポカします。肌もすべすべになります。
引用:若さを保つ栄養メソッド
やらない手はないですね。
実際に購入して試しました。
お風呂の温度は40℃。
この温度なら10分はいっても今までなら体が赤くなりませんでした。
塩化マグネシウムを入れて同じようにはいると体は赤くなります。
感覚としても体は温かいです。
マグネシウムを吸収しているのでしょう。
NICHIGA(ニチガ)の塩化マグネシウムは安くて塩がはいっていない
本の紹介や私が購入しているのはNICHIGA(ニチガ)の塩化マグネシウムです。
バスソルトと聞くと「塩(塩化ナトリウム)」がはいっているように思います。
実際は塩化マグネシウムだけを抽出。
塩(塩化ナトリウム)によって風呂釜を痛めたりパイプを錆びつかせたりしません。
安心して入浴時に使えます。
亜鉛は肌トラブルや味覚障害を改善
亜鉛の働きはアミノ酸からのタンパク質の再合成、DNAの合成、ホルモンの合成など数多くの代謝に関わっています。
亜鉛を必要とする酵素は300種類以上あります。
低亜鉛血症の症状が分かりやすいです。
味覚障害(味がわからない、本来の味と違う味に感じる)
食欲不振(食欲がない、食が細くなる)
皮膚炎(かぶれやすくなる、かぶれがいつまでも良くならない)
脱毛
貧血(顔色が悪くなる、電車に乗っていると気分が悪くなる)
口内炎
等があります。
参照:ノーベルファーマ
アンチエイジングとして大事なことは亜鉛は活性酸素を無害化する働きがあることです。
さらに抗炎症作用があり、皮ふや爪、網膜、粘膜の健康維持を助ける効果もあります。
亜鉛は髪や肌の健康維持にも役に立つため、若さを保つ効果が期待できます。
亜鉛を摂取するなら肉や魚介類に含まれます。牡蠣やレバー、ナッツなどにも豊富です。
モノメチオニン亜鉛の製品名はオプティジオンク(OptiZine)という名称で販売されています。
30mg×5錠に亜鉛31.5mgが含まれます。
飲む量なら2~3錠、1日摂取量15~30mgが目安です。
セレンは老化防止
セレンは優れた抗酸化作用があり、老化防止やがん抑制、動脈硬化を防ぐ効果があります。
引用:若さを保つ栄養メソッド
抗酸化物質(スカベンジャー)のひとつである「グルタチオン・ペルオキシダーゼ」を合成するために必要なミネラルです。
セレンは老化の原因物質のひとつである「過酸化脂質」の分解に関与します。
ビタミンEは「不飽和脂肪酸の自働酸化を抑制する」という働きがあります。
ビタミンEと一緒に摂取することで効果が発揮されます。
セレンを摂取するならサンマやアジ、牡蠣などの魚介類、レバー、鶏もも肉、わかめなどの海藻類、ネギ、ごまなどに含まれています。
セレンは他のミネラルと比べて過剰量に注意しなければなりません。
慢性的に過剰摂取をすると、爪の変形や脱毛、胃腸障害、下痢、疲労感、焦燥感、末梢神経障害、皮膚症状などが見られます。
しかし、セレンは1日最大200mgなら安全です。
効率的な服用方法はセレンのサプリメントです。
飲み始めは血中濃度が低いため、200~400mgを1ヶ月。
その後、維持量として100~200mgです。
藤川先生はセレン200mgを週3~4回服用されています。
アンチエイジング効果があるサプリメントの順番
アンチエイジング効果を実践するためには少しづつ体をならす必要があります。
プロテイン(タンパク質)はすべての始まり
プロテイン(タンパク質)の摂取を始めましょう。
肌、爪、髪、内臓に至るまでタンパク質は必要です。
プロテインとしてタンパク質摂取量 1日20g×2回、できれば体重×1gを服用しましょう。
低栄養状態の人は腹痛や胃もたれがでるので、5g×2-3回に分けて開始しましょう。
鉄、ビタミンB、C、E、マグネシウムは体のエネルギーを出しやすくする
<新ATPセット 1日摂取目安>
鉄:Nowアイアン36mg(キレート鉄)、必要量約100mg
ビタミンB:B50コンプレックス、必要量100~300mg
ビタミンC:C1000、必要量3000~9000mg
ビタミンE:E400(d-αートコフェロール含有)必要量400~800IU
マグネシウム:必要量400~800mg
引用:若さを保つ栄養メソッド
ATPは体の基礎エネルギー。
エネルギーがないと肌を含めて新陳代謝がうまくいきません。
そのためにも十分にエネルギーを摂ることです。
ビタミンA、D、セレンで肌の強化、老化を防止
ビタミンA:2万5000IU(妊婦は1万IUまで)
ビタミンD:1万IU
セレン:200mg
引用:若さを保つ栄養メソッド
粘膜や皮ふを強くする脂溶性ビタミン。
抗酸化作用とがん予防にも使われるセレン。
セットにして飲むことをおすすめします。
亜鉛、ナイアシン、塩化マグネシウム入浴で更に追加
亜鉛の効果については先程の文章で述べています。
ナイアシンはビタミンB3とも呼ばれます。
精神症状の不調や不眠、リウマチに効果が現れます。
塩化マグネシウムは入浴剤にして肌にすり込みましょう。
サプリメントは日本では高い。iHerbは良質で安いものが多い。
日本はサプリメント文化が根付いておらず、海外のものと比較して値段が高いです。
値段が高いと続けることが大変です。
そのため良質なサプリメントとして買いやすいサイトがiHerbです。
買い方を説明します。
iHerb発注方法
まずはiHerbのサイトにいきます。
⇩
検索窓をクリックします。
先程の例で出てきたB50コンプレックスを検索します。
⇩
最初に出てきた商品
「Solaray, B-コンプレックス50、ベジカプセル100個」
をクリックします。
⇩
実際に購入してみましょう。
カートに追加をクリックします。
下にあるカートアイコンに①追加されました。
⇩
ご購入手続きかカートアイコンをクリック
⇩
これだけだと送料がかかります。
場所によりますが、私の場合送料460円します。
5,000円以上購入すると配送料が無料になります。
⇩
下にプロコモードを入れる場所があります。
ここに「 DRF7647」を入れると5%安くなります。
⇩
ご購入手続きをクリック
するとログインがでるため、アカウント作成しましょう。
一度作成すると次回からの発注がラクになります。
⇩
支払い方法は
- クレジットカード
- Paypal
- コンビニ払い
- Pay-easy
の4種類を使用できます。
好きなもので支払いしましょう。
⇩
住所や支払い方法など問題なければ注文をするをクリックして発注完了です。
お疲れさまでした。
製薬会社の投資対象は医薬研究、ミネラル研究はお金にならないから無視
マグネシウムや他のミネラルはアンチエイジングや健康維持、病気予防に不可欠であることはよくわかったでしょう。
しかし、他の健康商品と比べて宣伝がされていません。
それは特許の対象にならないからです。
特許がないと高めの金額で発売することができず、儲けにならないからです。
高いから健康によいとは限りません。
もちろん、安いから健康によいとは限りません。
問題は成分がどのように体に効いて、効果が出る適切な量をとっているかということ。
このことを理解して健康維持をしていきましょう。
アンチエイジングのために新しい栄養学を学ぼう!プロテインから始めましょう。
栄養学はなかなか進歩しません。
様々な論争があるなかで論文を書こうとしても儲からないことが多いことも一因です。
若さを保つ栄養メソッドでは私が書いた内容以外にも
飽和脂肪酸は体に悪い?
NMNは夢の老化予防サプリ?
牛乳は健康食品?
などについて説明しています。
藤川徳美先生は海外のオーソモレキュラーを学んで実践して効果を出しています。
興味をもった人はぜひ一度読んでみてください。
こうした栄養学を生活にとりいれて若さと健康を手に入れて人生楽しくラクにしていきましょう!
何度も言いますが、最初はプロテインから始めましょう。
きっと体の不調は解消されますよ。
プロテインを知ることで効果的に飲むことができます。体には必要なタンパク質を常に補充することが筋肉、髪の毛、肌に良い状態にするためのコツですよ!
以上!おわり!