

薬剤師
なんかさぁ、「自分で決める」のって大変だよね。日々の業務でも迷ってばっかりだし。

薬剤師
いるわよね~、ちっとも決められない薬剤師。
こんな人のための記事です。
「服薬指導中、患者さんの話は聞きたいけど、振り返ると待合室はパンパン…。どのタイミングで話を切り上げるべき?」みたいな日々の小さな葛藤から、「理不尽な上司や、不機嫌なスタッフのいる職場の空気がしんどい…転職すべき?」みたいな大きな選択での迷いまで。
なおどら

薬剤師の現場における「決められる人」と「決められない人」の違いを、ザクっとまとめてみました!
違い① 決められる人は自分の責任にし、決められない人は人のせいにする


薬剤師
患者さんの血圧が高いままなのは、私の食事指導の重要性が伝わってなかったからかも。飲み忘れがあるなら、防ぐテクニックをきちんと理解してもらえるよう工夫しなきゃ!
決められる薬剤師は、結果に対する矢印を「自分」に向けます。
結果がどうであれ、自分の服薬指導やアプローチに改善の余地がなかったかを考える覚悟ができているということです。
- 成功したら患者さんと一緒に喜べる
- 失敗しても、そこから確実に薬剤師としての学びを得られる

「決断」と「責任」はセット。だからこそ成長できるんですね!

薬剤師
投薬が遅くなったのは、医師の処方ミスで疑義照会に時間がかかったからだし!あと事務さんの入力間違いのせいだし!
決められない薬剤師の特徴は、とにかく「自分を守りたい」こと。
失敗やクレームが怖いので、なるべく「人のせいにしやすい選択」や「言い訳」を探してしまいます。
他責にする態度が透けて見えれば、患者さんやスタッフからの信頼まで失ってしまいかねません。

医師や事務のせいにしても、患者さんから見れば「薬局の責任」ですからね。逃げの姿勢は要注意です。
違い② 決められる人は今を見て、決められない人は過去の失敗を引きずる


薬剤師
「これから」を良くするために、今できる準備をしておくしかないわよね。
決められる薬剤師は、今考えて意味のあることだけを考えます。
今の状況を良くするための行動に集中するのです。

薬剤師
いや…昔、疑義照会の電話でドクターの言ってることが分からなくて怒られたトラウマがね…。もう電話出たくない…。
決められない薬剤師は、過去の失敗を引きずり、行動を制限してしまいます。
例えば電話対応。一度ミスをしたからといって電話に出なくなると、圧倒的に経験値(練習の回数)が減ります。
その結果、どうしても電話に出ざるを得なくなった時に、また同じミスを繰り返してしまうのです。

「一呼吸おいて再度連絡する」といった対策を練るのではなく、ただ逃げてしまうと、一生苦手なままになっちゃいますよね。
違い③ 決められる人は自分の軸で進み、決められない人は声の大きい人に流される


薬剤師
この薬のメリットをしっかり伝えるために、ビジネス書を読んで「伝え方」の勉強をしてみよう!すべては患者さんのため!
決められる薬剤師には「自分の軸」があります。
「患者さんを中心に考える」などの明確な基準があるため、自分の意思で判断を下すことができます。

薬剤師
一包化の無包装試験、自分で調べて『安定』って分かったんだけど…。ベテラン事務さんに「本当に大丈夫なの!?」って強めに言われたら、なんか不安になって調剤できなくなっちゃった…。
決められない人は、自分の意思決定基準がハッキリしていません。
そのため、職場で声の大きい人(ベテラン事務や高圧的な医師など)の意見に流されがちになります。
時には「薬剤師としての自分の判断」を完全に置き忘れて、「周りの顔色をうかがうばかり」になってしまいます。

エビデンスよりも「事務さんの機嫌」を優先しちゃうようでは、プロフェッショナルとは言えないかも…!
違い④ 決められる人は最後までやりぬき、決められない人はすぐ投げ出す


薬剤師
末期がんの患者さんが、痛みのない状況で過ごしたい生活を送れるように、麻薬の必要性をご家族にも徹底的に説明するわ。
「自分で決めたことを、最後までやり抜く。」
決められる薬剤師は、このことの価値を知っています。
常に勉強し、自信を持って痛みのコントロールについて説明する。そして、ご家族にこれから起こることを伝えて覚悟を持ってもらう。
そこまで「やり抜く」からこそ、患者さんやご家族からの深い信頼を得ることができるのです。

途中で投げ出さずに向き合うことで、本当の意味での「治療のパートナー」になれるんですよね。

薬剤師
重い疾患の患者さんや、クレーム気味の患者さんは、ちょっと関わるのが面倒だから他の人に任せちゃおっと…。
決められない薬剤師は、ちょっとでもトラブルの気配や、自分のキャパを超える事態があると、すべてを放り出して逃げ出そうとしてしまいます。
違い⑤ 決められる人は本当に欲しいモノを手に入れ、決められない人は目先の条件に振り回される


薬剤師
マニュアルを超えた「自分の言葉」で指導して、患者さんから「〇〇先生だから来たのよ」って言われるのが一番の喜びなの!
決められる薬剤師は、「自分がどういう薬剤師でありたいか」を明確に認識しています。
だからこそ、
- 患者さんの心を動かすやりがい
- 「あなただから」というファン作り
- 自ら現場を良くしていく主導権
- 人生の時間を自分でコントロールする全能感
といった、本当に欲しい「やりがい」と「自由」を手にすることができるのです。

薬剤師
とりあえず、給料が高くて、土日休みで残業ゼロのところが良いなぁ。あ、同期も転職したし、そろそろ私も動こうかな…。
決められない薬剤師が決められないのは、自分の中に「仕事を通じてどうなりたいか」という基準が無いからです。
すると結局、
・提示された金額の高さ(なぜ高いのかの背景を見ない)
・ただ「楽そう」という条件
・同期が動いたからという焦り
だけで職場を選びます。

結果的にブラックな労働環境で疲弊したり、仕事にやりがいを見出せず日々を消化するだけになったり…。本当に欲しいモノは手に入らないんですよね。
まとめ:自分で決められる薬剤師が、幸せなキャリアを築く
薬剤師という仕事は、毎日が「決断」の連続です。
- 患者さんにどう声をかけるか
- どのタイミングで疑義照会をするか
- どんなキャリアを選ぶか
日々の忙しさに追われていると、つい「誰かの指示通り」「マニュアル通り」「周りと同じ」を選びたくなります。
ですから、決められる薬剤師と決められない薬剤師、両方の気持ちが分かるつもりです(笑)
とはいえ私は、

薬剤師として幸せに生きるには、自分の軸で「決める」ことが絶対に必要
と考えています。
「上が言っているから」と諦めるのではなく、患者さんのため、そして自分自身のために、人生の舵を自分で握っている感覚(主導権)を持つこと。
朝活でマインドを整えるのも、定時で帰って家族との時間を大切にするのも、すべては「自分で決める」ことから始まります。

自分で決断し、マニュアルを超えた「自分の言葉」で患者さんと向き合える薬剤師が増えますように。
この記事が、ほんの少しでもその役に立てばうれしいです。
それではまたっ!

