

なおさん、僕ももっと勉強してスキルアップしたいんですけど、毎日の薬歴で手一杯だし、休日はセミナーに行くお金もなくて…自己投資なんて無理ゲーじゃないですか?
こんな悩みに答えます。
この記事を書いている私「なお」は、現在管理薬剤師歴10年。
実は私も30歳の頃は、
という、まさに「自己投資する時間もお金も体力もない」ボロボロの薬剤師でした。
しかしそこから、「栄養学・宅トレ・朝活・自動化」を駆使して人生を改革。
今では体重-11kg、残業は月5時間以下、仕事のミスはほぼゼロになり、充実した毎日を送っています。
この記事では、そんな私の実体験をもとに
について解説します。
結論から言うと、「会社(薬局)のリソースを徹底的に使い倒せ」ということになります。具体例を豊富にだして解説するので、ぜひお付き合いください。
それでは本題に入ります。
なぜ時間もお金もないのか?(悪習慣を断つ)


そもそも、なんでこんなに時間とお金がないんでしょうか。給料が低いから? 薬局が忙しすぎるから?
もちろん環境のせいもあるかもしれません。でも、一番の原因は「無意識の時間とお金の浪費」です。
薬局で1日中頭を使ってクタクタになった後、家に帰ってから何をしていますか?
頭が停止して、なんとなくスマホやSNSをダラダラ眺めて消えていく時間、ありませんか?
そしてお金。
日々の小さなストレスから、コンビニで買い食い(スイーツやお菓子)をしたり、職場の愚痴を言うためだけの飲み会にお金を使っていませんか?

手元に何も残らない悪循環。かつての私も完全にコレでした…
自己投資をするためには、まずこの「無意識の浪費」を自覚して断ち切る必要があります。
自己投資のお金を節約するシンプルな方法:薬局を活用せよ

10年、管理薬剤師を続けて分かったことがあります。
それは、「薬剤師としての稼ぐ力(市場価値)を高める自己投資は、会社を利用するのがベスト」だということ。
その理由は、薬局には

自己投資という側面から見ると、薬局って実はめちゃくちゃ恵まれた環境なんですよね
今はお金がないとしても、会社を利用して自分の市場価値(稼ぐ力)を高めれば、将来の年収はアップします。プライベートなお金や時間を使うのは、その「土台」ができてからです。
というわけで、薬局をいかに活用すべきかの事例を見ていきましょう。
活用例① 会社のお金で専門書や資格取得費を出してもらう
自分のスキルを高めるための専門書や資格取得費は、積極的に会社に出してもらいましょう。
例えば、
- 『薬局で使える実践薬学』などの良書
- 新人の指導時短になる『薬歴の書き方』の専門書
- 実務実習指導薬剤師などの資格取得費

専門書なんて一冊数千円しますから、個人で買うと結構イタい。でも、店舗管理費から出してもらえればノーダメージです
「実務実習指導薬剤師」などは指導こそ大変ですが、薬局に数十万円単位の利益をもたらします。利益還元してくれる会社も多いので、薬局側も喜んでお金を出してくれるはずです。
(※ちなみに、研修認定薬剤師のe-ラーニング代が出ない会社なら、『ファルマ・プラス』などの無料オンライン勉強会を利用して自力でタダで取るのも手です)
活用例② 会社の設備・PCでスキルを磨く
薬局にある最新の機械やシステムは、あなたのスキルアップのための「最高の教材」です。
- 監査システムや予製機:
最新の機械の使いこなし方を誰よりも早くマスターしましょう。「誰よりも早く予製を作れる技術」は、どこの薬局に行っても重宝される最強の武器になります。 - 会社のPCでExcel自動化:
報告業務や在庫管理を効率化するために、Excelの「関数」「ピボットテーブル」「マクロ」を学びましょう。

レセコンからCSVでデータを出力して、マクロで一発で報告書にまとめる。このITスキルは一生モノです。会社の業務をしながら、自分のPCスキルを磨けるなんて最高ですよね!
活用例③ 会社の看板で、医師から「一級の知識」を吸収する
成長の源泉は「人との出会い」です。
薬局で働いているからこそ得られる最大のリソース、それは「医師との連携」です。
日頃から丁寧なトレーシングレポートを送るなどして医師との信頼関係を築けば、処方の意図や臨床の深い知識を直接教えてもらえるようになります。

先生と一緒に治療方針を考え、患者さんが健康になっていく姿を見るのは本当に楽しいです。薬局にいるだけで、ベテラン医師から一級の臨床セミナーを無料で受けているようなものです!
活用例④ 転職市場で評価される仕事をやらせてもらう
市場価値を上げたければ、今の職場で「評価される経験」を積むことです。
- 在宅医療の実務経験:
2040年問題に向け、在宅は必須スキル。計画策定から深く関わり、バイタルや生活状況から処方提案までできる薬剤師は、今後どこへ行っても引く手あまたです。 - 店舗のPL分析(損益計算)と在庫回転率の最適化:
管理薬剤師目線で、店舗の数字を読む経験です。病院薬剤師にはなかなかできない、薬局薬剤師ならではの強みになります。

失敗してもクビにならない会社という環境で、ノーリスクでこれらの経験を積めるんです。ガンガン会社を活用しましょう
時間と体力を生み出す!なおの必殺ハック4選


会社を利用しろってのは分かりました! でも、そもそも残業が多くて体力も限界で、そんな余裕がないんです…
お任せください。ここからは、月30時間の残業を5時間に減らし、たるんだ体をバキバキに変えた私の「時間創出&体力爆上げハック」をご紹介します。
必殺技① 残業を潰す「薬歴テンプレ化」と「即書き」
薬剤師の残業の元凶、それは「溜まった薬歴」です。
これを撲滅するには、徹底した効率化しかありません。
- 超細分化テンプレ:抗生剤全般の指導テンプレ、薬剤ごとの特徴的な副作用テンプレなど、自分が普段話す内容を細かく登録しておく。あとはそれらを組み合わせるだけで、オーダーメイドの薬歴が完成します。
- 絶対に溜めない「即書き」ルール:投薬が終わったらホッと息をつかずに、1秒で薬歴を書く。これの繰り返しです。

テンプレが完成すれば、1人分の薬歴は1〜3分で終わります。30分空き時間ができたら『5分だけ管理職作業(報告書など)に集中する』というプレイヤーと管理者の切り替えも、仕事が溜まらないコツです
必殺技② 「分子栄養学」で集中力を爆上げする
自己投資をするには、まず「体力」と「集中力」という土台が必要です。
午後の業務中、ナルコレプシーかと思うくらい強烈な眠気に襲われていませんか?
- 昼の白米を減らす:インスリンの急上昇による急激な眠気を防ぎます。
- 体重×2gのタンパク質:私は朝と昼に鶏むね肉を分けて食べ、プロテインで補っています。
- ビタミンB群・鉄・マグネシウム:藤川徳美先生の分子栄養学に基づき、細胞のエネルギー代謝を回すサプリを摂取。

これを徹底するだけで、午後の集中力がバク上がりして、薬歴を書くスピードもミスゼロの精度も維持できます!
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必殺技③ コスパ・タイパ最強の「宅トレ」


でも、ジムに行くお金も時間もないんですよね…
だからこそ、「宅トレ(自宅トレーニング)」一択です!
- タイパ最強:移動時間、着替え、マシンの順番待ち、すべてゼロ。「やろう」と思った3秒後にはスタートできます。
- コスパ最強:月会費も高価なウエア代も不要。初期投資の「可変式ダンベル(40kg)」とベンチがあれば一生タダ。


家族がリビングにいる横で、会話しながら体を鍛えられるのも最高です。私はこれで10年以上、ジムに行かずにバッチリ体型を維持しています
必殺技④ 人生を変える「朝活」の極意
自分の時間を確保する究極の方法、それが「朝4時半起きの朝活」です。
でも、気合いだけで早起きしようとすると100%失敗します。
- まずは睡眠負債を返す:最初の1週間は限界まで(10時間でも)寝て、睡眠負債をリセットします。次第に7時間ほどで自然に目が覚めるようになります。
- 逆算して寝る:朝5時に起きたいなら、必ず「22時前」に布団に入ること。
- 朝イチは「好きなこと」をする:起きてすぐ勉強するのではなく、最初はゲームや漫画でOK。「朝は自分の自由な時間だ」と脳に覚えさせます。


起きたら考える前に『すぐプロテインを飲む(寝ている間に枯渇したアミノ酸の補給)』というルーティンを自動化すれば、脳がシャキッと覚醒しますよ
まとめ:消耗する薬剤師vs成長する薬剤師


以上、まとめます。
時間もお金もない薬剤師が自己投資するためには、
- 無意識の浪費(スマホ、コンビニ、愚痴飲み会)をやめる
- 薬局の予算・設備・人脈を徹底的に使い倒す
- 栄養学・宅トレ・朝活で「最強の土台(時間と体力)」を作る


なるほど…。今まで『会社が研修代を出してくれない』『残業が多くて無理』って、環境のせいにして愚痴ってばかりでした…
結局のところ、
会社を「労働の対価として給料をもらうだけの場所」と捉えるか。
それとも、「給料をもらいながらリソースを使い倒す(実験する)場所」と捉えるか。
日々の業務を「ただの作業(愚痴の種)」にするか、「市場価値を上げるための実践練習」にするか。


自分のキャリアの主導権を『会社』に預けるのではなく、『自分自身』で握る(オーナーシップを持つ)ことが大切です。このマインドの差が、数年後に決定的な違いになります
お金も時間もないと嘆く前に、まずは今いる環境と、自分の体(健康)をフル活用してみてください!
今より少しだけでも、前向きな時間を増やしていきましょう♪
それではまたっ!

